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2010年6月13日 (日)

幕張劇場再現ならず (6/13ロッテ4回戦)

ほぼ2年に一度の恒例行事となってきたマリスタでの大劇場ゲーム。
人によってはクソゲームだと評するかも知れないが、ワタクシは楽しめましたぞw

 

■試合結果
阪神 8-9x ロッテ  詳細
[T]スタンリッジ(1・2/3)-上園(1・2/3)-川崎(1/3)-西村(3・1/3)-渡辺(1・1/3)-●藤川球(1)
[M]渡辺俊(4・2/3)-古谷(1/3)-内(1)-伊藤(1)-薮田(1)-○小林宏(2)
[勝]小林宏2勝1敗11S   [S]
[負]藤川球2勝1敗13S
[本]ブラゼル19号 井口5号



■経過を追いつつ
こんな試合だったから、最初の方のボロ負け展開も忘れそうになるなw
ということで、試合経過に沿って振り返ってみましょうか。

 

出だしはデーゲームのスタンリッジが見事な大炎上だったな。
このところ3試合続けて先発としての役割を果たしていたんだが、
やっぱり四死球絡みでコントロールが落ち着かないとこういう事になる。

ロッテ打線を勢いに乗せてしまったのは、9番岡田のバントヒットだったか。
普通のピッチャー前の犠打なのに、動きが少し緩慢になっただけでセーフになった。
まさにあの足はワープというにふさわしい速さだったなぁ。
荻野貴がいないにもかかわらず、こんな超俊足がいるんだからロッテは恐ろしい。

限界点は井口へのタイムリーだったか。
桜井の頭上を越す打球だったので、何をどうやっても捕れないから責めるつもりはないが、
数々のやらかしを重ねてきた実績によって、あのプレーも非難の対象になっちゃうのよね。

まぁ、これでスタンリッジをデーゲームで使ってはいけないということがはっきりした。
つまり週末カードにローテを持ってこさせなければいいという話だw
次のナイター登板で同じように炎上したら、またその時上げ下げを考えればいい。

2番手の上園が第2先発としてロングイニング持ってくれればという思いだったが、
こちらもデキとしてはイマイチで、4回に満塁で大松を迎えたところで降板。
後のことを考えたら、ここは投げ切ってもらいたいところだったが、
3点ビハインドと微妙な点差だったので、守り切るなら左に継投となったわけだ。

が、3番手川崎が役目を果たせず、大松に2点タイムリー。
4回で5点差がつき、投手を3人もつぎ込んだことで余計に苦しくなってしまった。


打線は序盤からフラフラしていた渡辺俊を捕らえそうで捕えきれず。

初回に新井さんの先制タイムリーが出ても、続くブラゼルが全く合わず1点止まり。
3回は1死満塁のビッグチャンスで、ブラゼルの犠飛による1点だけ。
ところが5回の3打席目、1死1塁から高めのストレートを豪快にフルスイングしての2ラン。
3点差に戻して、まだまだ試合の行方をわからなくした。

ブラゼルは1打席目の凡退で強振してもよくないと考えたのか、
2打席はとにかく打てる球を犠飛にすることだけを考えたような
消極的なスイングに見えたのがちょっと残念だった。
それが右打者なら当たってしまいようなクソボールに手を出した原因なのかな。
しかし3打席目は、高めの釣り球が失投になったのを見逃さなかった。


苦しいピッチングを続けるスンスケに対しては、リンちゃんが抜群に合っていた。
1・2打席目といい形でスイングができてて相性のよさを感じたが、
前を打つ城島と桜井、後ろを打つ鳥谷がノー感じでは全く意味がないw
そこで5回2死から、桜井に代打桧山さんを送ったんじゃないかな。

スンスケも非常に球数が多く内容もあまり良くなかったのだが、
大量リードをもらってることと、勝利投手の権利がかかるイニングだったので、
何とか5回まではとベンチが思ってたんだろうなぁ。

なのでリンちゃんの前にランナーを置けば、フラフラのスンスケから追加点が取れる。
その目論見通り、いや期待以上の結果を残した桧山さんの2ベース。
そして代走に藤川俊を送り、リンちゃんがレフト前へのタイムリー。
それまで引っ張り専門だったのに、逆方向へのうまいヒットだったなぁ。

これで2点差に迫って、ついにスンスケをノックアウト。
ロッテベンチとすれば、代えるタイミングを逃したことが悔やまれるだろう。


こうなってくると欲が出てくるというもので。
なぜか5点差の4回に尻拭いで出てきた西村に、行けるとこまで行ってもらいたくなる。
個人的には6回までは間違いなく行かせるだろうと思ったが、
7回にリンちゃんの犠飛で1点差に迫って、ますます試合はわからなくなってきた。

結果的に5点差の時点で暁さんとかを投入せず、中盤を西村でゲームキープさせたことが
功を奏して来るんだから野球というのはわからんものだ。
まぁ、暁さんでも抑えてくれたかもしれんけどもw

するとMYMフリーダム采配は、7回も西村に続投させることを選択ww
逆転すればその時点から球児直結、そのままか同点に追いつけば渡辺を2イニング。
おそらくこのフリーダム采配は、極力不確定要素を省くための継投を考えて上で、
1点差になった時点で西村を7回まで引っ張ることを決めていたんだろう。

ところが2死2塁から、根元の大きなフライをリンちゃんがグラブに当ててポロリ。
当然肩の弱いリンちゃんだから前進守備を敷いていたが、
風に運ばれて思ったよりも飛距離が出て、落下点まですぐに入れなかった。
というか、うーん・・・。あの追い方はやっぱり怖いよなぁ。

せっかく4打席連続で結果を出してても、このエラーでの1失点は致命的なもの。
西村の4イニングにまたがる力投も、これですべてパーになったかと思われた。


総力戦の様相を呈してきた8回からは、ロッテは藪田で逃げ切りを図る。
マートンのヒットと新井さんにしては珍しい右打ちで1・3塁のチャンスを作ったが、
ブラゼルはボール球を打たされて三ゴロと、劇場で済まされてしまった。

その裏、MYMの予定通り渡辺へスイッチ。
先頭の今江をアンラッキーな内野安打で出してしまうが、後続を切って9回へ。

9回の攻撃は、2点ビハインドでコバヒロという割りと厳しい状況だった。
城島からの打順なので、絶好調のリンちゃんに回ることは確定していたが、
ここでのキーポイントはランナーありの状況で鳥谷に回った場合だった。

すると先頭の城島がヒットを打って、スタンドの空気ががらっと一変。
続く代打関本にストレートの四球を出し、リンちゃんが先程のエラーの汚名返上となる
素晴らしいライト線へのタイムリー2ベースで再び1点差と迫った!
いやぁ~~~、リンちゃんよく打った!!ホントえらい!

そして無死2・3塁となり、ここまで5タコで全打席ノー感じの鳥谷。
やっぱり来たかと。ここで逆転タイムリーを打てばすべて許されるんだが、
何とコバヒロの暴投で労せずして同点になってしまったwww
だが、無死3塁と犠飛でも十分な場面であっけなく見逃し三振。
四球も選べないというのは、鳥谷としてはどん底の状態だろうな。

続く平野は遊ゴロで、ゴロゴーがかかってあっさり本塁憤死。
ランナーが3塁にいれば、暴投も期待できたのにこれはもったいなかったなぁ。
さらにマートンはいい当たりも打球が伸びすぎてセンターの守備範囲。
勢いもムードも逆転できそうだったのに、ひっくり返せなかったか・・・。


すると流れがロッテ側に傾きだし、渡辺が悪い癖の先頭打者四球。
送りバントで2塁に進められ、里崎との鳴門工対決は敬遠で塁を埋め、
1死1・2塁となって球児にバトンタッチ。

ここでの嫌なケースは、ゲッツーを取らなければ西岡に回ってしまう点。
ここまで5タコとは言え、やっぱり何かやりそうな怖い雰囲気は持っている。
渡辺であれば打たれるリスクはあるものの、ゲッツーを取るボールも持っている。
球児は打者一人ひとりを打ち取るには向いてるため、南を打ち取った後の西岡勝負が
ちょっとだけ嫌な感じがしたのだ。
そんな心配は全く杞憂に終わってくれて一安心したけどw

まぁ完全に背水の陣を取って、11回以降の継投はどうなるのかと思わせたが、
この場面でそんなことは言ってられんかったんだろうなぁ。
ナベが先頭打者を四球で出した時は、2試合続けて負け投手になってたからな。

ただ、最後は実にあっけない幕切れだった。
今江を三振に取り、ふっと空気が緩んだ井口への初球。
アウトローへのストレートが若干中に入ってしまい、井口がこれぞメジャーと言う
右方向への強烈なおっつけでスタンドまで持っていってしまった。

あのボールをあんな見事な打ち方でホームランにされたんじゃ納得。
悔しい気持ちよりも「まぁしゃあないなぁ・・・。」と思わせてくれたわ。


リリーフ3人には、交流戦最後ということでかなり無理をしてもらったが、
その中でも西村は本当によく頑張ってくれた。
ナベも球児もペナント再開まで休養をしっかり取ってくれとしか言えんわ。

打線はボロ負けの試合展開を、よくここまで盛り返してくれたよなぁ。
18安打の割りには得点効率が悪かったのは相変わらずだったがw

その中で、リンちゃんの4打数4安打3打点は本当に嬉しかったね。
スイングも打球の質もいい状態に見えるし、金本の復帰まではレフトに入れるなり、
ライトで桜井と併用してみてもいいし、それなりにオプションが増える。
ま、守備の不安が最大の悩みどころだけど、今日みたいに打って取り返せてる間は、
ファンも期待しながら見守ってくれることだろう。


ロッテを4タテ、交流戦で貯金という目標にはあと一歩届かなかったが、
セリーグのチームの中で見れば、首位讀売とは0.5ゲーム差が開いたに過ぎない。
それだけ今年はパリーグのチームが圧倒してたんだから、まずまず健闘した部類でしょう。
それをちょっとした自信にして、いい再スタートを切ってもらいましょう!



■本日のやらかす賞:林(1)

リンちゃんらしい打球が復活!5打席すべてで結果を出した!



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コメント

うんうん、スタンリッジと下さんは、今後デーゲーム禁止、と。
で、下さんと言えば大ネタが来ましたねぇ。
次の登板が楽しみだわw

リンちゃんも復調気味だし、攻撃のタマが増えましたね。
守備面での不安は全く解消してませんがw
交流戦序盤は、リーグ戦での貯金を食い潰す事も
覚悟したけど、一つ減らしただけの結果は悪くない。
オールスターまでに首位奪回や!
と、虚勢を張ってみるテストww

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