興奮の坩堝 (9/13広島22回戦)
いろんなサヨナラ勝ちを見てきたけれど、極度の興奮で膝がガクガク震えたなんて、
生まれて初めての経験だったさ。これがヘヴン状態と言うものなのか・・・。
※3:55 追記しました
■試合結果
広島 0-1x 阪神 詳細
[C]前田健(8)-シュルツ(1)-●梅津(1/3)
[T]下柳(7)-アッチソン(2)-○藤川(1)
[勝]藤川7勝1敗32S [S]
[負]梅津0勝2敗1S
[HR]
■公平な無抵抗打線
序盤の下柳は少し苦しいピッチング。
初回はとにかくボール先行で、次第にざわめきが大きくなっていってからね。
その後も際どいコースがストライクにならず、3回まではよく抑えたなという感じだった。
しかし4回からは立ち直りを見せ、変化球で打たせて取るピッチングが復活。
ここから7回までは本当に安定した内容だった。
その下柳を全く援護できない打線。
今日は前田健のスライダーにやられてた感じだったかな。
インコースを窮屈そうに振っていた赤星とか、他にも手元でこねるようなスイングを
してたバッターが結構見られたので、ベース手前での切れがよかったのだろう。
4回に作ったチャンスは、金本・鳥谷の連続ポテンヒットから。
やっぱりねえ、打てない時はこういう「打ち取った当たりだがヒット」というのと、
四球やエラーとかを積み重ねていかないとなかなか点になりませんわ。
だがコントロールのいいマエケンじゃ、四球も期待しにくい。
現に今日も8回まで投げて無四球だったしねぇ。
結局今日もマエケンを打ち崩せず。
だが相手投手が誰であろうが、味方の先発が誰であろうが関係ないね。
『打たない』ことに関して、ここまで公平さを貫かれてはw
■食い止めるアッチソン
試合が終盤に入って、まずは阪神から継投がスタート。
2番手のアッチソンは、いつものようなサクサク感が見られず。
要所要所では素晴らしい球を投げていたが、コントロールのばらつきがあったね。
嫌な感じがしたのは、8回表広島の攻撃の終わり方。
2アウト1塁で東出が盗塁を仕掛けるが、矢野が刺してチェンジ。
つまり9回の先頭で栗原が打席に立てる。これが嫌だったのだ。
すると9回表、栗原の強い遊ゴロを鳥谷が大きく前にはじくエラー。
イカン、これは非常にイカンなぁ・・・。と思ってたところに、
金本のあのファインプレーが飛び出したのだ。
このプレー、ライトから見ているとありえないような捕り方だったのだが、
ワンセグでリプレイを確認すると結構危ない守備だったようだw
目測よりも打球が伸びたのか、最後金本がやや後ろ手にグラブを出してたもんw
さぁ、これで流れが変わるかと思いきや、全く効果なし。
続く石原が前夜と同じようにエンドランを決め、1・3塁となった。
そしてなんと三走栗原の代走に梵を使ってきた。
バッターは小技もできそうな小窪。これはスクイズの臭いがする・・・。
この打席での分岐点は1-2からの4球目。
外角低めギリギリのストレートがストライクとなった。
可変式球審なら思わずボールと言ってしまいそうなぐらい際どいコース。
これによって2ストライクとなり、スクイズの目が消えてしまったのだ。
そして浅いライトフライに打ち取り2アウト。
そして続く代打に喜田が出てきた。なぜ前田智じゃない?
喜田は前夜安藤から高めに抜けたスライダーをホームランしているので、
意識としては高めの球というのがあっただろう。
すると案の定、初球の外高めに手を出してきたが、これがバットが止まったとの判定。
ライトにいた客はほぼ全員振ったと確信してメガホンを叩いていたが、
ボードに1ボールの表示が出ると一斉に三審真鍋に怒号が飛んだw
これでまた嫌なムードが出来上がる。
こういう微妙な判定から崩れるというのもよくあることなのだ。
するとアッチソンもこの流れに飲み込まれかけ、0-3と制球がつかない。
そして4球目のスライダーで1-3となった後のボール。
これが今日の運命を分けた一球だったと私は考える。
高めのたぶんボールゾーンと思われるスライダーを打ち上げたのだ。
これは本当に助かったなぁ・・・。
この喜田の打席、矢野が前日の結果を踏まえながらも、
高めなら手を出して来やすいという心理状態を読み、
あえて高めのボール球で勝負をかけてきたのなら凄いことだ。
おそらく1球目の球に反応したことでピンときたのかもしれないが。
もう一つ大きく阪神を助けたのが、栗原に代走を送ったこと。
代走を送ったなら、相当高い確率でスクイズが来ると思っていた。
内野はサードが今岡さんで、ファーストが葛城なんだから。
だが、小窪の打席ではスクイズの気配がなかった。
打たせるのならば、内野ゴロでもゲッツー崩れの可能性は大きい。
ゴロゴーならば、はたして梵でもホームインできるかどうかは博打だろう。
微妙な距離の外野フライなら、栗原と梵の走力の差が出るだろうが、
果たしてその確率はどんなものなのか?
結局栗原が引っ込んだことで、阪神投手陣に大きな安心感を与えただけだったのだ。
■このフォームは一体・・・?
携帯からの実況コメントにも書きましたが、球児のフォームの変化に気付きましたか?
右中間方向からの撮影で、角度があるのでわかりにくいかもしれませんが、
とりあえず動画をご覧いただきましょう。
私は2球投げたところで違和感を感じて、3球目をワンセグで確認して、
4球目を動画に撮ったわけですが、
どう見ても膝を上げた時の膝頭の高さが下がってますよね?
それに伴って、テイクバックの前段階でグラブを止める位置も下がってます。
何を思ってこのフォーム修正に取り組んだのかはわかりません。
今日の投球だけでは、球質や制球力に明らかな違いは見られませんでしたので、
ちょっと今後の経過を見守りたいですねぇ。
で、球児の見せ所と言えば、赤松を牽制で殺したところでしょうw
ちょうどこの時、間合いが長いなーと思っていたんです。
そして球児が投球動作に入った瞬間に赤松の重心が二塁側に移ってしまい、
見事に逆を突いた形となったわけですなw
この日は赤松がが猛打賞で多少イラッと来てたので、これはスカッとしたわぁwww
■そしてフィナーレ
というわけで前置きが長くなりましたが、最後は矢野が決めてくれたと。
サヨナラ勝ちにもいろいろがありますが、どれが一番興奮するかというと
今日みたいな長打でランナーが一気に生還するのが最高なんですよね。
出たランナーが徐々に進塁し、これで決まるだろうという雰囲気の中で決める。
これはこれで甲子園の異様な盛り上がりを味わえるという醍醐味があります。
サヨナラアーチは、打球が上がった時に吹っ飛ぶような快感を味わえます。
どちらか言うと突発的に起こるので、瞬間的な爆発力はこれが最強でしょう。
しかし今日のようなパターンは、ランナーが走っている時間に比例して
加速度的に興奮が襲い掛かってくるわけです。
ホームランだと打球がスタンドに入るまでの短い時間ですが、
長打の場合は打球が抜けてランナーが走ってる間、ずっと叫びっぱなしなんですよね。
そして最後はホームインして、血管がブチギレそうになるとw
それにしても関本は、よう走ったな~!
その前に送りバント失敗、と言うか葛城のスタートが遅すぎたのが悪いが、
あれでゲッツーにならんかったのも振り返ると大きかったねぇ。
一塁まで全力疾走して、間髪入れずにホームまで全力疾走やったもんなw
最後は足がもつれ気味で歩いてるんちゃうかと思いましたがwww
まぁ試合がここまでもつれ込んだこと自体、いいことではないかもしれませんが、
サヨナラ勝ちってのはファンにとっちゃそんなことふっ飛ばすようなもんなんですよね。
「こんな試合やってたらアカン!」って怒るのはどん様だけで十分よ。
これでサヨナラ勝ちが甲子園での勝ちパターンに完全に組み込まれてしまったなw
■興奮動画宅急便
というわけで、『ヤノヤノ動画』をお楽しみください!
■本日のやらかす賞:矢野(4)
お花畑全開のウィニングラン!言葉にならない興奮をありがとう!!



今週4度目のサヨナラ☆ すごいですね~!
カメラのブレ具合でかれいどさんの興奮が伝わってきました。
本当に感動的な幕切れでしたね。
はしゃぐ矢野様と猛ダッシュの下さんの背後にお花畑が見えました。(笑)
それにしても矢野様はしゃべりも上手いですね~。
若手にはアラフォートリオの野球に対する真摯な姿勢&矢野様のしゃべりを学んでほしいものです。
投稿: バラード@ドナウ猛虎会 | 2008年9月14日 (日) 02:55
観戦お疲れ様です^^
どん様も胃が痛いでしょうなw
昨日に関しては、マエケンが相変わらず良すぎですね。
低め低めに集まり、全然甘いとこに来てませんでしたからね。
8回になっても若干球が上ずっていたものの、ボールのキレは全然変わってませんでしたし。
これは敵ながら、第2世黒田の期待もできますな。
球児は、ここ3・4試合前から、あのようなフォームになってました。
金本のあのファインプレーは本当に凄かったですね。
解説の福本さんも、「あー、こりゃポテンやわ」と言った矢先のプレーでしたからね。
金本も、96年に屈辱の11・5差を逆転されているだけに、他の選手よりも思いは強いと思うので、もうそれがプレーに出てますね。
投稿: シーツ | 2008年9月14日 (日) 07:18
球児のフォーム 9/9のヤクルト戦のときから気になってました、確かに球速とか球の切れに大差ないですがw
もし9/9の9回表の球児の投球が見られるのでしたら見てみてください。特に打者畠山の4球目。誰かに似てるのですが、その誰かが・・・・思い出せずに悶絶(笑)
投稿: 壱虎不安 | 2008年9月14日 (日) 13:37
昨日は三塁側アイビーで観戦していました。今岡さん、ノーヒットでしたが守備では頑張っていましたね。併殺を取れた時には私も「おおっ!」と声を上げてしまいましたw。
昨日はマエケンから点を取ることは早々に諦め(苦笑)、先に失点しないことだけを祈っていました。下さんもアッチソンもよく頑張ってくれました。平野選手、金本選手のファインプレーも素晴らしかったです。
サヨナラの瞬間は思わず立ち上がって叫びましたね。矢野さんがキャピキャピしながら、三塁側方向に走ってきたのには思わず笑ってしまいましたw。「女子高生・矢野」をリアルで見れてマジに嬉しいですww。
投稿: ぴゅあらっく | 2008年9月14日 (日) 14:54
■バラードさん
今週の勝ちが全部サヨナラってのも珍しいです。
サヨナラの瞬間の映像が乱れるのはもう止めようがないですねw
その後小刻みに画面がぶれてるのは、手の震えと膝ガクガクの仕業ですw
お立ち台トークは、やはりベテランが上手ですよ。
桧山さんの盛り上げ方のうまさは異常ですwww
■シーツさん
勝ってもこれでは首脳陣は頭が痛いでしょう。
マエケンは阪神戦になると生き生きしますよね。
金本のスライディングキャッチはよく捕りましたよ。
グラブにうまいこと入ったという感じでしたけどw
■壱虎不安さん
ヤクルト戦は3つとも見れなかったので、あれっ!?と思いました。
確かに9/9からこのフォームに変わってますね。
畠山への4球目確認しましたが、クイックで投げてました。
この投げ方自体は前とあまり変わらないように見えましたが・・・?
■ぴゅあらっくさん
三塁アイビーとか、矢野のガッツポーズが目の前じゃないですか。
さぞ面白い光景を目に焼き付けることができたでしょうw
今岡さんのゲッツーは奇跡的でした。あれで下柳が立ち直りましたからw
投稿: かれいど | 2008年9月14日 (日) 19:55